税理士変更について
■税理士事務所を変えても経営はよくなりません
一般論ですが、税理士事務所を変えても経営はよくなりません。しかし、ちまたでは税理士変更ですぐに経営がうまくいくような錯覚に陥っています。税理士を変更してもうまくいかないのはなぜでしょう。例えば次の理由が考えられます。
1.会計事務所そのものに経営感覚がなく、経営とは何かわからないので教えられない。
2.会計事務所自体がほとんど零細企業なので組織運営など未経験で経営のことなど教えられない。
3.税理士自身がよくわかっていたとしても社員まで浸透していることはまずありえない。従って会計担当者との会話でも経営のことを期待することはナンセンスである。
以上の理由に税理士変更による経営改善はあきらめた方がよさそうです。では何を期待すべきでしょうか。きちっとした月次と決算作業のみを期待すればよいのです。
■適正価格のウソ
税理士紹介会社は顧問料の適正価格を訴えていますが、世の中あらゆる業界で適正価格が意味がなくなってきているのです。 よく安いとよい仕事ができないと言いますが自らコストダウンをしないで高い顧問料を維持しようとしています。しかし、その時代はすでに終っているのです。回転寿司しかり、ファーストファッションしかり、ニトリしかり、250円居酒屋しかりです。しかも品質もよいのです。税理士業界も同じです。安くてもよい税理士事務所を我々は目指しています。だから決算料が40,000円(税抜)なのです。ご期待下さい